行こうよ熊本 元気な九州
全国旅行業協会(ANTA、会長=二階俊博衆院議員)は12日、国内旅行の活性化と観光立国の実現を目指して「第15回国内観光活性化フォーラムinくまもと」を熊本県熊本市の熊本城ホールで開催する。ANTA会員の旅行会社や都道府県観光関係担当者、運輸機関、宿泊施設など観光関係者のほか、一般来場者も加え約2300人が参加。熊本を中心とした国内観光の情報を発信する。
大会スローガンは、本部が「行こうよ熊本 元気な九州」、地元が「火の国くまもと 来てはいよ」。国内観光の活性化のほか、ANTAの全国支部組織の連携の強化、着地型旅行(地旅)やインバウンドの推進も目的とする。共催は株式会社全旅。後援は国土交通省、経済産業省、観光庁、各都道府県、日本観光振興協会、日本旅行業協会、日本旅館協会、日本商工会議所、全国商工会連合会、ほか。
基調講演で観光庁長官の田端浩氏が「国内観光の振興について」(仮)報告するほか、熊本県知事の蒲島郁夫氏が歓迎挨拶と熊本地震からの創造的復興について、地元出身のタレント、コロッケ氏が熊本の魅力などについて語る。
全国5600社のANTA会員が力を合わせて熊本県へ旅行者を送る「熊本県送客キャンペーン」の実施も決定する見込み。前回の「第14回国内観光活性化フォーラムinふくしま」で決定し、18年に実施された「福島県送客キャンペーン」の優秀会員に対する表彰も行われる。
熊本の観光地を巡るエクスカーションも13、14日に計9コース実施。主催は地元実行委員会。