◆旅行のトレンド(インバウンド編)ナイトタイムエコノミー
定番からニッチへ。観光地化されていないディープな日本の夜を楽しむインバウンド(訪日外国人)が増加中だ。スナックをはしごしたり、大阪・西成に泊まって街歩きしたり、日本通の外国人旅行者も増える中、「知られざる日本」を体験したいという欲求が高まっている。
宿泊業界の取り組み事例として、星野リゾートがツアーを開催している。大阪のディープな街として知られる西成に外国人旅行者が夜に集う。星野リゾートが運営するホテルでは、新世界エリアだけでなく、従業員が実際に訪ねて、西成の隠れた名店を観光客に紹介したり、2023年4月からは西成を巡るツアーも開催したりしている。
最新の旅行需要を把握するために活用できるツールをグーグル(Google)が無料で提供している。
※Destination Insights(https://destinationinsights.withgoogle.com/)
◆旅行のトレンド(日本人編)
グーグルジャパンは22年秋、日本の18歳~75歳の3万人を対象に、旅行に関する調査を行った。過去1年間に実際に国内旅行または海外旅行に行った人の割合は、国内旅行で49%、海外旅行で3%だったが、その一方で、今後1年以内に国内旅行に行きたいと回答した人は77%、同じく海外旅行は32%だった。
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