国際観光施設協会は1日、「国際ホテル・レストラン・ショー」(13~16日、東京ビッグサイト)の出展概要を発表した。「ホスピタリティのくに 日本を伝える」を総合テーマに、9チームが日頃の成果を披露する。
各チームのテーマは、「観光施設のフェーズフリー」「LINKED CITY」「観光交流空間のまちづくり研究会の今年度の活動」「宿泊施設の脱炭素」「インテリア 温故知新」「ホテル・旅館の耐震改修」「新UD客室研究」「水辺観光」「木づかい活動」。
日常時と非常時の垣根を取り払うフェーズフリーの考えは、能登半島地震の影響もあり、時宜を得たテーマといえる。今回は考え方を整理し、事例を載せたリーフレットを紹介する。
また、耐震研究会では耐震化事業の助成・融資・減免制度の紹介や、耐震改修を含めたリニューアル事例として、鹿児島の霧島国際ホテルを取り上げる。
ホスピタリティデザインセミナーは14枠を主催する。テーマは(1)高付加価値・サステナビリティ(2)多様性・唯一無二(3)ローカルグローバル―の三つ。