静岡県は11月1日、同県が誇る食文化と温泉文化を国内外に発信する「ふじのくに食と温泉文化フォーラム」を沼津市で開催する。国内外の人たちにPRし、観光誘客を図るとともに、交流人口の拡大や地域の魅力を再発見する機会とする。
フォーラムの前半は、富士・箱根・伊豆国際学会会長の五條堀孝氏による基調講演「地域DNAから見たポストウェルネス~食と温泉の再定義と未来への挑戦~」を行う。
後半のトークセッションでは、「食のバトンをつなぎ、新たな価値を生み出す」をテーマに、日本の食文化の守り育て方を探る。温泉に関するシンポジウムも開催され、日本と異なるスタイルで温泉が活用されているドイツ、イタリア、ハンガリーの温泉のプロフェッショナルから見た日本の温泉の可能性を発信する。