「日本三大花火大会」の一つ、「大曲の花火」(第96回全国花火競技大会)が8月31日、秋田県大仙市の雄物川河川敷運動公園で開かれる。
毎年8月最終土曜日に開催。1910(明治43)年に始まり、100年以上の歴史を誇る。全国から選抜された花火師が精魂込めて作った花火を自らの手により打ち上げる。優秀な作品には内閣総理大臣賞をはじめ、数々の賞が授与される。
打ち上げ総数約1万8千発。今年は「ザ・グレイテスト・ショー」と題し、色や形、打ち上げ技法、音楽との融合など、これまで培われてきた技術を使った最新の演出の花火が打ち上がる。昼花火(午後5時10分から)と夜花火(同6時50分から)の2部構成。会場はJR大曲駅から徒歩30分(約2キロ)。
JR東日本、大曲の花火に合わせ臨時列車運転
JR東日本は、8月31日に開催される大曲の花火に合わせて臨時列車を運転する。
秋田新幹線こまち号は、盛岡発着で盛岡発2本、大曲発5本の計7本。大曲発最終は日付が変わった9月1日0時58分発、盛岡1時57分着。このほか東京発2本、仙台発着1本ずつ計2本も設定した。
田沢湖線の各駅停車「ナイアガラ号」も盛岡発4本、大曲発5本の計9本設定した。
大曲の花火