
映画「からかい上手の高木さん」のポスター
香川県・小豆島がロケ地となった映画「からかい上手の高木さん」が5月31日に公開される。香川県は、映画公開に合わせ、ロケ地の小豆島と、今年で国立公園指定から90周年を迎えた瀬戸内海国立公園をPRしている。
映画「からかい上手の高木さん」は、シリーズ累計1200万部突破の人気漫画「からかい上手の高木さん」(小学館)が原作。10年の時を超えてつむがれる初恋の物語。原作者・山本崇一朗氏の出身地でもあり、「高木さんの聖地」として親しまれている小豆島で全編撮影された。出演は、永野芽郁さんが高木さん役、高橋文哉さんが西片役を務めている。
香川県は5月25、26日、東京都豊島区の東京建物Brillia Hall(Hareza池袋内)にPRブースを出展する。ブースでは小豆島各地のスポットを紹介するパネルやロケ地マップを展示。瀬戸内海国立公園に関連したパネルなども設置する。また、讃岐うどんなどが当たる抽選会も実施する。
映画「からかい上手の高木さん」のポスター
◆小豆島の観光スポット
二十四の瞳映画村=瀬戸内海を見渡す海岸沿いに木造校舎や村が再現されている。大正・昭和初期のノスタルジックな雰囲気で、写真映えするスポットとしても人気となっている。
寒霞渓=日本三大渓谷美に数えられ、地球の営みのダイナミズムを体感できる景勝地。
エンジェルロード=干潮時にだけ砂の道が現れ、沖合の中余島までつながる人気スポット。大切な人と手をつないで歩くと、天使が舞い降り、願いがかなうという。
エンジェルロード
小豆島オリーブ公園=約2千本のオリーブの木や130種類以上のハーブが栽培されている。多くの映画でロケ地となっている。
◆瀬戸内海国立公園90周年
瀬戸内海国立公園は、雲仙国立公園(現・雲仙天草国立公園)、霧島国立公園(現・霧島錦江湾国立公園)と共に、日本初の国立公園として指定された。瀬戸内海のおおよそ半分、1府10県にまたがる日本最大の国立公園。90周年を迎えた今年、年間を通してさまざまなイベントが開催される。