
観光庁は、全国の宿泊施設を対象に毎月調査している宿泊旅行統計調査(従業者数10人未満の宿泊施設はサンプル調査)について、2024年1月の能登半島地震を受けて調査対象から除外していた石川県七尾市、輪島市などへの調査を25年1月から再開した。
24年の調査に関しては、石川県七尾市、輪島市、珠洲市、羽咋市、志賀町、宝達志水町、中能登町、穴水町、能登町を調査対象から除いていた。
25年1月(第2次速報値)の石川県の延べ宿泊者数は、前年同月比26.6%減の62万人泊。このうち日本人延べ宿泊者数が同39.9%減の46万人泊、外国人延べ宿泊者数が同98.1%増の16万人泊だった。
石川県の1月の延べ宿泊者数では、2次避難者や復旧・復興関係者の宿泊者が前年同月に比べて減少したとみられ、日本人延べ宿泊者数が大幅な減少となった。外国人延べ宿泊者数は、金沢市などへの宿泊が大幅に増えており、ほぼ倍増となった。