
二階氏
進むべき道示す羅針盤
観光経済新聞の創刊75周年を心よりお祝い申し上げます。貴紙は、故江口社長のもとで「観光立国宣言」を掲げる観光専門紙としてわが国の観光の発展のために永年注力してこられました。
観光産業は、コロナ禍という未曽有の戦いを乗り越え、今まさに新たな観光立国のステージへと踏み出したところです。 現在もまた、大規模な自然災害が多発しております。
私が提唱する国土強じん化は、天災から国民の生命と財産を守るとともに、事前防災・減災、早急なインフラの復旧復興を成し遂げ、速やかな観光回復へと導き、次の世代に美しい国土を引き継ぐものです。
大きな試練を克服し、新しい時代へ平和のバトンをつないでいくには、正確な情報収集と発信も必要不可欠な要素となります。貴紙の情報や提言は、旅行、宿泊業界をはじめ観光産業に携わる関係者が進むべき道を指し示す貴重な羅針盤の役割を果たすものと考えます。さらなる飛躍を目指す観光産業に冠たる公器として、今後も一層のご活躍を期待しております。
二階氏