クルーズ商品のネット販売でも活躍
茨城県日立市にある日立埠頭の旅行会社、日立ポートサービスは、大洗港を起点とした「にっぽん丸」「飛鳥Ⅱ」のチャーターをメインとしたクルーズ専門の旅行会社。船旅のエキスパート、船の知識が豊富なスペシャリストがそろっているのが最大の強みという。その同社はアイディディ・ソフトウェア提供の中小旅行会社向けの基幹業務システム「アイディディ・トラベルワーカー」を導入し、業務の効率化を図っている。
「以前はExcelを利用して管理していたが顧客が増えて作業が煩雑になったため、トラベルワーカーの検討を開始した」と観光開発室室長の寺門達也氏。重視した点は(1)顧客管理で個人情報を扱うため、セキュリティが万全であること(2)導入後のサポートがしっかりしていること(3)コストが安いことなどで、「トラベルワーカーは当社のニーズにマッチしていたためすぐに導入を決めた」と話す。結果はすぐに表れ、当初の目的だった顧客管理の強化に加え、予約管理業務や、入金管理なども問題なく処理ができるようになった。
現在、全国300社以上に導入されているトラベルワーカーは、グーグルのクラウドサービスを利用するため初期費用と月額保守料が不要。月額のアカウント料のみで使える上、インターネット環境さえあればどこからでも操作できる。また、定期的にバージョンアップを実施し、顧客のニーズに応えている。
基幹システムを導入してから1年後にオプションの「WEB連動 募集型企画旅行システム」を導入。「在庫管理もスピーディーに処理ができ、問題なくクルーズ商品のネット販売ができるようになった。クレジットカード決済などの入金管理もスムーズに行え、大変喜んでいる」と評価する。
トラベルワーカーのトップ画面
▷アイディディ・ソフトウェアの旅行業務支援システム「アイディディ・トラベルワーカー」