観光協会などでも採用進む
アイディディ・ソフトウェア提供の「アイディディ・トラベルワーカー」は、中小旅行会社向けのリテール業務支援システム。グーグルのクラウドサービスを利用するため初期費用と月額保守料が不要。月額のアカウント料のみで使えるほか、インターネット環境さえあればどこからでも操作できる。導入実績は全国で300社以上。旅行会社に加え、観光協会などにも採用されている。
長崎県の佐世保観光コンベンション協会も2014年からトラベルワーカーを導入。同協会は、旅行業免許を取得し、佐世保エリアの観光資源を生かした着地型旅行商品などの企画、運営、販売を行っている。旅行業を開始した当初は、Excelを使って顧客管理や手配、精算業務などすべてを手作業で行っていたが、実施数が積み重なっていくとともに、作業のボリュームが増え管理に不安を抱えていた。
そこで、旅行業システムの導入を検討し、数社の中からトラベルワーカーを選んだ。「操作性がシンプルで使い勝手がいい」と案内販売チームリーダーの寺岡香奈枝氏。「コストが安価な上、サポート体制も充実している」と評価する。
旅行商品以外にもキャラクターグッズなどの物販も手掛けているがこれもトラベルワーカーで管理。以前は売り上げ金額の照合などは毎日、手作業で行っていたが作業が煩雑で苦労していた。今では「集計機能」を活用し業務の簡素化につなげている。
協会のHPリニューアルに際し、オプションの「WEB連動 募集型企画旅行システム」も導入し、現地発のツアーでこのシステムを活用。予約が入ると同時に顧客情報や予約が完了するため作業の短縮に成功。また「WEB上と合わせて在庫管理ができるうえ、24時間予約を受け付けるなどメリットが多い」と寺岡氏。
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