中小旅行会社の業務を効率化
京都府綾部市にあるプラスツーリスト(佐々木崇人社長)は、地元の高齢者や法人利用が多い地域密着型の旅行会社で、インバウンド専門のグループ会社も経営する。小規模事業者の特徴を生かしたスピーディーな対応が強みという。その同社はアイディディ・ソフトウェア提供の中小旅行会社向けのリテール業務支援システム「アイディディ・トラベルワーカー」を導入し、業務の効率化を図っている。
専用の旅行システムは2009年の会社設立時は使用せず、市販のソフトなどで対応していたが、集計や分析などに限界を感じていた。そこで、10年ほど前に数社の旅行業専用のシステムを検討しトラベルワーカーを導入。決め手はコストと同社のニーズにマッチしていた点。併せて、迅速なサポート体制も評価する。「導入当初は毎日のように問い合わせをしていたが、その都度、親身になって対応してもらった」と佐々木社長。
現在、全国300社以上に導入されているトラベルワーカーは、グーグルのクラウドサービスを利用するため初期費用と月額保守料が不要。月額のアカウント料のみで使える上、インターネット環境さえあればどこからでも操作できる。また、定期的にバージョンアップを実施し、顧客のニーズに応えている。
導入時はクラウドに抵抗感があったが、今ではクラウドの便利さを実感しているほか、システムのバージョンアップが頻繁に行われる点も気に入っている。「とにかくアップデートが早く、使い勝手が良い」とも。
インバウンド専門のグループ会社も5年前からトラベルワーカーを採用。これまでは、請求書発行と販売管理がメインだったが最近、オプションの「法人セールス支援システム」を導入。セールス案件の管理を開始している。
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