自社とインバウンド集客に強み
全国約2千の宿泊施設に利用されている予約システム「予約プロプラス」。運営会社のアビリブはこの3月、新製品をリリースした。製品名は「予約プロクロス」で、「時流に合わせてデザインと機能を一新した」と同社。
宿泊施設のWEBサイト制作最大手であるアビリブのデザイン力と、グループ会社で全国1千施設のWEB販売サポートを行うプライムコンセプトのコンサルタント力を結合。時流に適した魅力的なUIと、より使いやすい管理画面を実現。予約プロプラスの利用データから読み取った、予約時の利用デバイスで全体の約7割を占めるスマートフォン画面のUIと、予約のしやすさを重視。併せて、「各種のオプション機能により客単価のアップを実現する」という。
会員価格表示による顧客の囲い込みを強化。「クーポン機能」「メルマガ機能」を搭載し、施設側のプッシュの販売促進を支援する。
同社によると業界初という2ウェイデザインを実装。従来の予約システムに近いプラン型と、利用者がより見慣れているECサイトデザインを意識したモール型デザインを導入した。
予約プロプラスでも好評だったGoogle連携を引き続き実装。「ウィジェット機能」では予約プロクロス内でのFAQ対応や、イベント告知などが可能となる。
英語、簡体語、繁体語、韓国語の4言語をオプションではなく標準装備した。自動翻訳機能により多言語プランがより登録しやすくなったほか、アリペイプラス決済連携を搭載。中国圏や東アジア、東南アジア圏対策としてQRコード決済への対応が可能となった。
決済手数料が安価な1%台のオンライン決済サービスと連携。ユニバーサルデザイン対応の一環としてダークモード設定を付加した。「一部機能は販売開始後の実装となるので問い合わせてほしい」とアビリブ。
予約プロクロス