省力化、顧客満足度向上に
大分県由布院温泉の「由布院玉の湯」は、新日本コンピュータサービスのフロントシステム(PMS)「Future(フューチャー)V」のユーザー。予約管理、フロント会計、顧客管理の各業務で活用し、作業の省力化と顧客満足度の向上を実現している。
以前は宿泊予約サイトなどからの予約情報を紙台帳に書き写していたという同館。今回、システムの導入でこれらの情報をコンピューターの予約管理システムに自動で取り込めるようになり、人による作業が不要になった。
「作業の省力化につながったほか、情報の転記ミスが全くなくなった」と同館フロント係の安田洋海さん。予約情報の一部を台帳に転記せず、フロントでトラブルになったことが過去にあったというが、今はそのようなトラブルは皆無という。
「電話番号を入力するだけでお客さまの詳細な予約データがすぐに出てくる。情報へのアクセスが素早く、容易にできるようになったことも導入のメリット」と安田さん。
同館社長の桑野和泉さんは「遅れているところが多々あったが、そんな弊館に寄り添い、改善をしていただいた。助かっている」と同社のフォロー体制に絶大な信頼を寄せる。
3千坪の雑木林の中に16棟の離れが点在。落ち着いた空間の中で源泉掛け流しの温泉と地元食材を活用した山里料理を楽しめる同館。人気宿のサービスを新日本コンピュータサービスのシステムが陰で支えている。
新日本コンピュータサービスのシステムを導入する由布院玉の湯