新型コロナウイルスの勢いがなかなか衰えない。厚生労働省によると、全国の自宅療養者は9日時点で54万3045人となり、過去最多に。1週間前から10万人以上増えている。オミクロン株による大規模感染が続いている。観光業へのダメージも大きく、休業する宿泊施設も少なくない。
重苦しいムードにある中、明るいニュースもある。その一つが愛知県長久手市で整備が進むスタジオジブリのテーマパーク「ジブリパーク」のオープンだ。
アニメ映画「となりのトトロ」や「ハウルの動く城」などの世界観を楽しめるとあって、ジブリファンのみならず、多くの人が11月1日の開業を心待ちにしている。入場は日時指定の事前予約制になるという。気になる入場料だが、愛知県の大村秀章知事は「一般のテーマパークと違い県の公園事業なので、手ごろになる」と話しており、それほど高額ではなさそうだ。
県の発表によると、ジブリパークは愛・地球博記念公園に整備され、五つのエリアのうち、まず「青春の丘」(約0.8ヘクタール)と「ジブリの大倉庫」(同)、「どんどこ森」(約1.8ヘクタール)の3エリアが先行開業する。
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