国の観光需要喚起策「全国旅行支援」は、当初12月20日までとなっていたが、27日まで延長されることになった。また、年明け以降も継続されることになり、使い勝手はともかく、観光業界にとっては朗報といえそうだ。
これを受け、地方自治体も延長に踏み切っている。
神奈川県は11月30日、「いざ、神奈川!」の実施期間を12月27日宿泊分まで延長すると発表した。割引率は旅行代金の40%と変更はせず、宿泊料金は1人1泊当たり8千円を上限としている。平日3千円、休日千円分のクーポン配布を組み合わせる。
また、山梨県も「やまなしグリーン・ゾーン旅割(GK旅割)」を12月27日宿泊分まで延長する。宿泊・日帰り旅行に対し、割引率40%(最大1万1千円)を支援する。年明け以降については「今後の感染状況を見極めた上で発表する」としている。
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