「夢と魔法の王国」として国内随一のテーマパークとなった東京ディズニーランド(TDL、千葉県浦安市)が15日、開園40周年を迎えた。同日は朝から雨が降るにもかかわらず、多くのファンが足を運び、ミッキーマウスら人気キャラクターとともに誕生日を祝った。
TDLは1983年4月15日開園。2000年にディズニーアンバサダーホテルと商業施設「イクスピアリ」が開業し、01年には東京ディズニーシー(TDS)が開園。両パークの累計入園者数は22年に8億人を突破した。
開業当初のチケット料金は大人で3900円。いまは需給に応じて税込みで7900~9400円とされる。ニュース番組でインタビューに応えていた母親は「親子4人で1日過ごすと4万~5万円ほどかかる」とため息をついていた。アトラクションへの積極的な投資、スタッフの教育など、料金が高くなるのは仕方ない面もあるが、割高感は拭えない。それでも人は足を運ぶ。飽きさせない企業努力は称賛に値する。
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