7月1日から規制が緩和された影響なのか、電動キックボードを街中や観光地で見かけることも多くなった。手軽な移動手段として注目を浴びているが、乗り物として市民権を得るにはメーカーをはじめ、レンタル事業者、利用者の安心安全に対する意識の高まりが欠かせない。
16歳以上であれば免許不要で乗ることが可能になり、公道も走行できる。ヘルメット着用は自転車と同じ努力義務だ。
利用の垣根は低くなったとはいえ、ある程度の講習は欠かせない。使い方が分からないという人向けに、レンタル事業者と共同で安全運転講習会を開いたコンビニエンスストアもある。貸し出し場所を店舗に設置することで来店する動機につなげ、買い物客を増やしたいという狙いも。
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