北海道美瑛町の観光地「青い池」。迷惑行為で汚すのは許せない
ニュース映像を見た時、わが目を疑った。これはないだろう、と。
北海道美瑛町の人気観光スポット「青い池」。十勝岳の火山泥流を防ぐ工事の際、美瑛川に置かれたブロック堰堤に川の水がたまってできた人造湖だ。美しいブルー（ビエイブルー）の水をたたえた池と、立ち枯れたカラマツが幻想的な雰囲気を醸し出す。
そんな幻想的雰囲気をぶち壊す迷惑行為があった。外国人とみられる20～30代の男性が池の中に入り、泳いだり無許可のドローンを飛ばしたりしたのだ。もちろん、池は遊泳禁止。入らないよう注意する看板も設置されている。町の関係者は「大変危険な行為であり、絶対やめてほしい」と訴えていた。
筆者も何度か訪れているが、外国人観光客の多くは、当たり前だがルールを守って整然と美しい風景を眺めていた。今回の行動は愚かとしかいいようがない。自国で外国人にこんな振る舞いをされたらどうだろう。想像力が欠如している。
会員向け記事です。
