中小企業基盤整備機構東北本部は8日、「外国人による情報発信(SNS活用)マニュアル~台湾編~」を無料公開した。
独立行政法人中小企業基盤整備機構東北本部(略称:中小機構東北 所在地:宮城県仙台市 本部長:高村誠人)では、年々増加する外国人観光客を東北に誘客するために有効と思われるSNSを活用した情報発信のマニュアルを公開しました。
本マニュアルは、陽名山(台湾)、地獄谷温泉(長野県)、金沢(石川県)の先行事例に加え、人気台湾人ブロガーを土湯温泉(福島県福島市)に招へいして、台湾人目線での撮影ポイントや地域の魅力ある資源のアイコン(話題に上るための象徴の意味)の例を取上げています。
(1)留学生や在日外国人向け、(2)地域の観光事業者向け、(3)行政・観光協会向けに各々ノウハウを記載するとともに、3者による連携の取組み(留学生による口コミ・地域資源のアイコン化・行政によるカレンダーコンテンツ(話題作り))の重要性を説いています。
<目次(主なもの)>
■第一部:留学生(在日外国人)編(日本語/中国語(繁体字))
・SNSでの発信方法/注意点
・情報発信のレベルアップのコツ
・NG投稿の例
■第二部:観光事業者編
・台湾人に聞いた日本観光で求めるもの
・台湾向けSNS発信で重要な3つのこと
■第三部:行政・観光協会等編
・地域資源のアイコン化
・ブロガーによる口コミを起こす
・カレンダーコンテンツで話題作り
URL:http://www.smrj.go.jp/ebook/tohoku_sns_taiwan/
<中小機構について>
中小企業基盤整備機構は、日本の中小企業政策の総合的かつ中核的な実施機関として様々な中小企業支援を行う経済産業省所管の独立行政法人です。全国9ヶ所の地域本部を拠点として、中小企業の事業活動の活性化に向け、創業や新事業展開、販路開拓、海外展開、セーフティネットを含む経営基盤の強化などの中小企業の様々な課題に対し、経営相談、研修、共済制度、ファンドを通じた資金提供など多様な支援を実施しています。