コスモス畑を走るSL鉄道
真岡鐡道（栃木県真岡市）は、鉄道路線真岡線を運営する鉄道事業者。真岡線は下館駅―茂木駅の17駅間を走る。2019年は90万人が乗車。蒸気機関車けん引列車（ＳＬ列車）「ＳＬもおか」の乗車のほか、益子陶器市、もてぎサーキットを訪れる観光客が多い。
鉄印帳の販売は、本社がある真岡駅舎内改札横の有人窓口で販売。同社営業課の石澤香織営業主任は「鉄印帳は販売3日で完売し、人気を博している。問い合わせも多い」と話す。併設するＳＬキューロク館の館内には、大正の名機キューロクこと「9600形蒸気機関車」などが展示され、ＳＬを一目見ようと訪れる人は多い。しかし、4～6月の乗客はコロナ禍で昨年同期比61％（16万3千人）減に。「鉄印を生かした誘客企画なども考えたい。秋はＳＬ、コスモスとともに鉄印の旅で訪れてほしい」石澤営業主任。
コスモス畑を走るSL鉄道
