今こそ必要な人と人をつなぐ体験・交流
全国でも「田舎」らしい風景が残る地域はたくさんあります。上越市・十日町市にも棚田があり、ブナ林があり、田舎らしい暮らしがあります。私たちは自然と自然のつながり、自然と人とのつながり、人と人とのつながりを大切に考え、そのさまざまなつながりを暮らしや体験、人との交流の中で、肌や心で感じてもらえるような受け入れを目指しています。忘れがちな自然への配慮、人への思いやり、生きることの大切さを短い時間の中で伝えていきます。
SDGsの持続可能な開発目標である17の目標の169の個別項目の中の可能な部分で私たちが受け入れすることにより「具体的な体験からの気づき」を地域で伝えていきたいと考えています。
地域では受け入れのための研修会や反省会、あるいは視察や学校訪問などを実施し、地域の連携を図りながら自ら学び、楽しんでこの事業に取り組んでいきます。人とひとをつなぐ「越後田舎体験」で心高まる体験・交流をしていただきますよう皆さまのお越しをお待ちしております。
◆受け入れの考え方
私たちが目指す「ほんもの体験」とは、ありのままの自然や暮らしの中で、本来の姿を伝えることです。技術や知識、地域の誇り、体験プログラムの物語、インストラクターが伝えたいことや生き方などを伝えたいと思います。
◆SDGs「12.つくる責任、つかう責任」
農村生活では、食品ロスやリデュース、リユース、リサイクル、あるいは自然と調和したライフスタイルに関する情報などでの学びがあり、行動に移すための気づきがあります。
農村生活体験・民泊
〇コミュニケーション力、協調性を高めます=将来確実に必要となるコミュニケーション力を身に付ける第一歩です。
〇農村・田舎への関心から未来の日本を考える人材に=地方の暮らしを知ることで地方への興味関心が高まります。未来の日本を考え、行動する人材となっていただきたいと願っています。
〇自分なりの幸せを見つけるヒントに=民泊を通して、自然の中での暮らし、人それぞれの暮らし、さまざまな幸せを感じながら、自分の幸せを探すきっかけになると思います。
◆SDGs「15.陸の豊かさも守ろう」
里山・農地などにおける自然生息地の劣化、生物多様性の損失、外来種の侵入などの生態系への影響の学びがあり、行動に移すための気づきが生まれます。
雪里のブナ林の話
日本海側の多雪地のブナは標高200メートル前後、民家のすぐそばにブナ林があります。実際に林を観察することで、生態系サービスによって私たちの生活は支えられていることを学びます。
稲作と暮らしの話
平野部の田から山間部の棚田までは標高差があり、5月上旬から6月上旬まで田植えができます。一般的な体験は田植え、稲刈りですが、他にも農家の人は常に稲の発育状況を観察しながら、水の管理、除草(草刈り)などの作業を行います。
手植えによる田植え体験
越後田舎体験推進協議会