分析集計項目機能を拡充
JRグループの鉄道情報システム(JRシステム)が提供する「らく通with」は、宿泊施設向けの旅行会社・予約サイト(OTA)の予約、在庫、料金を一元管理できるサービス。常に顧客の要望を受けてバージョンアップを行っており、最近ではオプションで、旅行会社やOTAの売り上げ分析をはじめとするさまざまな分析集計項目の機能拡充を図っている。
今まで標準搭載されている分析集計機能は、「旅行会社別予約状況」「予約リードタイム分析」「企画別予約状況」の3パターンだった。これに加え、要望が多かった旅行会社、OTA別の売り上げ分析や、対前年対比分析などを加え計10パターン以上の分析集計データを追加した。
併せて、グループ施設であれば、運営施設の分析集計データを1画面で確認できるようにした。「クラウド上で、いつでも、どこでも確認ができる。データファイルの出力も簡単にできるため販売戦略や、社内報告、レポートなどに活用できる」と同社。このオプション機能は初期費用の発生はなく、月額2千円から利用できるため「大変お得」とも。
らく通withは、JRの「みどりの窓口」の予約販売システムを開発、運営する同社の技術力を強みに、宿泊施設の予約、在庫の一元管理システムとして展開してきた。ホテルシステム(PMS)と自動データ連携が容易で、利用料金は月額9800円からの固定料金制。予約サイトの従量料金は一切ない。また、365日対応のサポート体制の充実も特徴だ。
エージェント別予約件数推移グラフ
らく通with【 JRシステムの送客通知端末・サイトコントローラー】