AI活用で返信文を自動作成
かんざし(東京都千代田区、林垣恵太社長)は、宿泊プラン一括管理サービス「かんざしクラウド」、AI搭載の口コミ一元管理サービス「くちこみクラウド」、料金・プラン分析ツール「ぜにがたクラウド」、写真一括転送ツール「クラウド転送シャシーン」の4サービスを旅館・ホテル向けに提供している。
かんざしシリーズの導入宿泊施設数は、全国3千軒以上。ユーザーは大手ホテルチェーンから小規模旅館まで幅広い。
くちこみクラウドは現在400軒以上で稼働。海外サイトを含めた各OTAサイトの口コミに対する施設の返信文を、AIを活用して瞬時に自動作成する。返信もれや返信文の作成など、頭を悩ませていた口コミ対応業務を大幅に効率化できる。投稿された口コミの確認や分析、全体の評点の経過状況を俯瞰するなど、自館の強みをさらに伸ばし、弱みを素早く改善させるのに役立つ。自社サイトで予約した宿泊客から声や意見、評価を獲得して管理する機能も装備。紙のアンケート用紙などにQRコードをプリントするサービスもオプションで利用できる。
9月のアップデートでは、自館で用いているアンケートに合わせて質問項目をカスタマイズできる機能を追加。自館で集めた口コミを集約し、分析できるようになった。
利用料金(税別)は、初期費用が2万円、月額利用料が1万4800円。かんざしクラウド契約者向けの優待料金も設定されている。
同社は経済産業省のIT導入支援事業者に認定されており、同社サービスの導入費の半額が補助金として交付される。今年度の補助金交付の申請期限は12月18日。詳細は同社ホームページまで。
くちこみクラウド管理画面
かんざし公式サイト