インターネット集客支援システム
旅館専門のコンサルティング会社「旅と館」は12月上旬、インターネット集客支援システム「宿プラス」を発売する。「売り上げを伸ばしたい」「ネット集客を強化したい」「十分な経験、知識がある予約担当が不在」といった悩みを持つ旅館に向けて採用を呼び掛けている。
同社によると、旅館がOTAの売り上げを伸ばすには、「在庫やシーズナリティ(繁忙期、閑散期による価格変動)ニーズに応じた適切な価格設定」と「空室の在庫管理」の2点が必要という。
宿プラスの特徴は、システムが予約状況を自動的に分析・判断し、ネット集客に必要な細かな料金調整を自動で行うこと。高く売るときは高く、回転率を上げるときは安く。在庫が切れそうな時は、警告を出すなど、機会損失を最小限に留め、適格な販売状況を作り出すという。
また、旅館が現在使用している予約サイトコントローラがあれば簡単に連動できるほか、クラウドを利用したシンプルで簡単な操作画面・仕組みのため、専用ソフトなども不要。すぐに導入できる。
宿プラスは、同社の岡田拓也社長が16年にわたり旅館の現場で予約担当や経営補佐として携わった経験と、集客コンサルタントとしての実績や中小企業庁「ミラサポ」認定のノウハウを生かして開発。システムは各旅館に合わせてカスタマイズして提供するため、「これまでにはなかった売り上げアップを支援するシステム。まずは、問い合わせてほしい」としている。
初期導入費用は無料。客室数に応じた固定型(月3万円から)、もしくは契約期間に応じた成果報酬型(月2%から)のいずれかから選べる。
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