KNT―CTホールディングスの2月の総取扱額(グループ12社計)は、前年同月比4・5%増の326億59万円だった。国内旅行が0・9%減の183億2447万円、海外旅行が11・8%増の117億7920万円。外国人旅行は9・0%増の15億8737万円となった。
国内旅行の内訳は、一般団体が0・9%増(24億2748万円)、学生団体が3・7%減(23億1363万円)。一般団体は増加するも学生団体が減少し、団体旅行合計で1・4%減(47億4112万円)となった。国内企画旅行は、メイトが2・0%増の42億1702万円、クラブツーリズム国内は1・0%減の60億2444万円となり、合計で0・5%増の102億6490万円。国内個人旅行は減少し、4・4%減の33億1844万円だった。
海外旅行の内訳は、一般団体は13・4%増、学生団体は31・0%増で、合計が17・4%増の26億8522万円となった。海外企画旅行は13・0%増の60億5712万円、海外個人旅行も5・2%増の30億3685万円と共に前年を上回った。
区分別に見ると、国内団体は、一般団体は企業コンベンションなどが減少したが、SIT型旅行や招待旅行が増加。学生団体はスキー教室などが増加したが、修学旅行などが減少した。メイトは、東北や関西、九州方面などが好調に推移した。クラブツーリズム国内は、国内旅行部門は北海道や北関東、南関東、中部、四国などが堅調に推移したが、バス旅行部門も含め北陸を中心とした雪害など自然災害による影響を受け前年を下回った。