施設に応じたカスタマイズも
ホテル・旅館専門の情報システム会社、タップは創業33年の老舗。同社のPMS(ホテルシステム)ユーザー施設数は1千軒を超える。最近では海外施設へのシステム導入も実施。15年間以上同社システムを継続使用している長期ユーザーも多い。東京と沖縄に開発拠点を持ち、琉球大学に「ホスピタリティサービス工学研究所」を開設。宿泊業におけるテクノロジーの利活用研究にも着手している。
ホテル・旅館の業務に必要なほぼ全機能を自社開発のパッケージソフトで提供。施設に応じて柔軟なカスタマイズも行っている。設計思想が統一されているため、トレンドやマーケット変化に応じたシステム改善にもトラブルなくローコストで対応している。主流になりつつあるクラウドサービスも当然提供している。
HCJ2020の同社ブースでは、提携企業の製品もコラボレーション展示。日本NCRの自動チェックイン機、グローリーの自動つり銭機、M2モビリティーのパスポートリーダーなどを実演紹介する。いずれもハイレベルな独自技術を持つ企業。各社のハードウェアと、タップのPMSとの相乗効果による宿泊施設の業務効率化と顧客満足度向上を提案する。
宿泊業界の業務がグローバルレベルに広がり、ITの利活用が不可欠になるのに伴って、PMSベンダー(製造販売供給元)としてのタップの重要性はますます高まっている。同社システムの拡張性や連動性といった長所を生かして、フロントやバックヤードですぐに業務効率を上げることができる機器とのコラボによるトータルソリューションを提案する。
タップのブース
ホテルシステム(PMS)ベンダー:株式会社タップ