HACCPに沿った衛生管理に
キッコーマンバイオケミファは、本展示会で、厨房や浴場施設などの衛生状態を現場で簡単に測定できるATPふき取り検査キット「ルミテスターSmart」と「ルシパックA3シリーズ」の展示を行う。
「HACCPに沿った衛生管理」の制度化が今年6月から始まる中、施設での衛生管理や食中毒対策をはじめとした自主管理が一層求められており、本展示会でも昨年に引き続き関心が高まっている。
衛生管理の基本は、5S(整理、整頓、清潔、清掃、しつけ〈習慣化〉)で、HACCPの導入においても基本とされている。5Sのうち、厨房での食中毒事故防止には、「清潔」「清掃」が特に重要で、従業員の感覚に頼らず、「見える化」することが必要。そんな見える化を実現するのが同商品だ。
検査は、測定試薬「ルシパックA3」の綿棒で検査箇所をふき取り、試薬が入ったホルダーに綿棒を戻して反応させ、そのままハンディタイプの測定器「ルミテスターSmart」で清浄度を判定するだけ。測定時間は、わずか10秒で、誰にでも簡単に検査が可能だ。
測定結果は専用アプリと「ルミテスターSmart」の連動により、タブレットやスマートフォン、パソコンの画面上で容易に処理や分析が可能となった。クラウド機能の活用で、他拠点のデータも一括管理できる。遠隔地からでも現場のデータを確認できるので、問題発生時の迅速な状況把握や対応などにも役立つ。
出展ブースでは、「ルミテスターSmart」の実演や、ATPふき取り検査の活用事例の頒布ほか、水産食品でしばしば食中毒事故の原因となるヒスタミンの検査キット展示を予定している。
ルミテスターSmart
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