グーグルホテル広告対応の自社直販用予約システム
ホテル旅館向けIT支援会社のパラダイムシフトが、HCJ2022の出展ブースで主に紹介するのは、初期費用と月額利用料が無料の自社直販用宿泊予約システム「RC Booking(アールシーブッキング)」と、利用料が月額1室あたり500円からのPMS(ホテル管理システム)「AiFace(エーアイフェイス)」。
RCブッキングは、Google(グーグル)ホテル広告に対応した予約システム。グーグル検索で、旅館ホテル名を指定せず、滞在地で宿泊先を探している見込み客にもアプローチできる。グーグルホテル広告には、料金がクリックされた時点で課金される「CPC課金」、予約が成立した時点で課金される「CPA課金」、宿泊された時点で課金される「手数料課金」の3種類の課金形態がある。RCブッキングでは手数料課金を採用。OTAと同様の手数料形式のため、広告出稿のリスクを最小限に抑えながら直販比率を上げることができる。グーグルの広告費は売り上げの1%を下限として任意に設定できる。RCブッキング導入施設は、グーグルホテル広告経由の予約のみに対して、広告運用代行手数料として、予約総額の1%をパラダイムシフトに支払うという仕組みだ。
AiFaceは小規模施設から旅館、大規模ホテルまで対応する「次世代クラウドホテル管理システム」。システム導入から運営まで全てをクラウド上で管理する。宿泊施設は、同PMSを導入することで、宿泊予約、チェックイン、客室販売価格、残室数、客室清掃管理、領収書発行、精算、会計ソフトとの連動など宿泊業務に関するさまざまな情報や業務を一元管理できるようになる。もちろんRCブッキングと連動。自動チェックイン機、予約サイトコントローラーなど外部システムとの連動設定も可能だ。
今年の出展ブース
▷株式会社パラダイムシフト