ムスリム人口の多くが東アジアにいますが、それだけではありません。ムスリムは、世界のいろいろな場所にも、広がっています。
例えば、2018 Russia World Cupで優勝したフランス代表チームの中になんと7名のムスリムがいました。有名なところで言うと6ポグパ、11デンベレ、13カンテです。彼らは、フランスで生まれ育っていますが‥ムスリムです。特にフランスでは、アフリカからの移民が多くムスリムの2世3世が増えています。サッカーの世界では、アルジェリアからの移民であるジダンやムスリムと結婚してムスリムに改宗したリベリなどさまざまな理由で広がっています。
ヨーロッパでは、フランスだけでなく英国でも同じようにイングランドとウェールズの人口5960万人ですがそのうちのイスラム教徒の人口は387万人で、全体の6.5%となっています。(Ⓒ The Muslim Council of Britain 2024)。
このようにムスリムが増えて、ロンドンの市長に在日ムスリム2世のサディク・アマーン・カーンが当選するなど、スポーツの世界でも英国の長距離ランナーのレジェンドであるモハメド・ファラーなどまさに、英国ムスリムの英雄といえます。
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