「省エネ大賞」を受賞
節水装置の製造、販売などを展開するアースアンドウォーター(東京都千代田区)の「サステナブル節水システム ASUWO(アスウォ)」がSDGs対策として全国で導入が進んでいる。
同システムの節水装置「エコタッチ」は、業界で唯一「省エネ大賞」を受賞し、宿泊施設をはじめ、温浴施設、スポーツクラブ、病院、飲食店など、8600施設以上に導入されている。
導入には、イニシャルコスト不要のレンタルでの取り組みも可能で、多くの施設に選ばれている。
しかし、節水といっても、水光熱費の削減だけではなく、(1)毎月の水道検針を基に水光熱費の削減状況を見える化した「節水エシカルレポート」(2)節水で削減したCO2削減量を第三者機関で認証された「CO2排出削減活動証明書」の発行で証明(3)節水で削減したCO2の量を独自の計算方法でポイント換算し、それを現金化して継続的に慈善団体へ寄付される「社会貢献プロジェクト」の仕組みがある。
さらには、(4)節水効果を維持していくために、定期的にメンテナンスが実施される。
また、その効果を維持継続していく体制も整っているため、ASUWOを導入することで、「持続的に経費削減をしながらSDGsに取り組めることが高く評価されている」と同社。
併せて、日本SDGs協会からの事業認定や、国際PRIDE日本が主催する「SDGsアワード2022」を受賞した。
同社では現在、宿泊施設向けの特別プランの創設や、コスト削減を見える化する無料節水診断を全国で実施している。「気軽に問い合わせてもらえれば」と話す。
シャワー用節水装置(左)と節水シャワーヘッド