「京都 知恵と力の博覧会〜発信!京都の底ぢから〜」(きょうと知恵博)が京都府内で10月10日から12月20日まで開催される。主催は府や京都市、京都商工会議所などで構成される博覧会推進協議会。
キャッチフレーズは「魅せます!ほんまもんの京都」。観光需要の創造や環境との共生などのテーマで、1200年の歴史を持つ古都、京都の魅力をフォーラムやイベントで発信する。
イベントは、(1)ちえぶくろ(2)たくみ(3)ちくせき(4)もてなし(5)にぎわい――の5つのコンセプトに分かれ、主催イベント7つ、共催イベント700以上が展開される。
「ちえぶくろ」のイベントとして10月12日は、知恵博オープニング記念フォーラム「京の文化・産業観光フォーラム」が祇園甲部歌舞練場で開催される。観光庁の本保芳明長官やJR東海の須田寛相談役の講演のほか、「京のものづくりとおもてなし」をテーマとしたパネルディスカッションが行われる。
「にぎわい」のイベントとして、10月24、25日には「Oike Kamogawa 京彩フェスタ」が、御池通(京都市役所前広場〜堀川通)、と鴨川(御池大橋〜四条大橋間)の両会場で開催される。ふろしきの使い方教室や環境に配慮した次世代電気自動車の展示。芸妓や舞妓による舞の披露などが行われる。
博覧会に合わせ、ふろしきを持参すると商店街や協賛店で割引特典が受けられる「知恵博・ふろしきキャンペーン」も展開する。