熊本県のゆるキャラで県の営業部長を務める「くまモン」が阿蘇の女将会ら観光関係者と8日、東京・池之端の観光経済新聞社を訪れ、噴火警戒レベルが3から2に引き下げられた阿蘇の現状と誘客キャンペーンをアピールした。
冬の阿蘇地域への誘客を促進するため、来年3月15日まで展開中の「くまもとに阿蘇びにおいでキャンペーン」は、協賛施設で提示すると、お得な特典が得られる専用のパンフレットを配布している。また、宿泊補助券や阿蘇の特産物の詰め合わせなどが抽選で当たるゆるキャラスタンプラリーも展開している。
女将の会の瀬戸口良子さん(湯巡追荘)、國米由公江さん(阿蘇の司ビラパークホテル&スパリゾート)、和田久美子さん(阿蘇ホテル)、永田祐介さん(蘇山郷)は、立ち入り禁止区域が火口から1キロメートルに縮小され、阿蘇山ロープウェイ阿蘇山西駅周辺まで観光が可能になったことを説明。阿蘇草千里と南阿蘇村間の交通アクセスも改善された。
ミシュラン・グリーンガイドで2つ星に選ばれた阿蘇山や阿蘇駅周辺は、欧米人、アジア人問わず外国人観光客でにぎわっている。女将の会メンバーは「千年の草原」や「ラピュタの道」、湯量豊富な温泉など阿蘇の大自然を体験してほしいと誘客を促した。
女将会メンバーとくまモン