飲食店情報検索サイト「ぐるなび」を運営するぐるなびは20日、流暢な中国語会話を再生できる、音声ガイド本「ぐるなびオーディオブック上海」と専用ペン「ぐるなび音声ペン」を発売した。上海観光に役立つ情報や会話を盛り込んだ、観光の手助けとなる内容。KNTの上海ツアーの特典として付けるなどして、上海観光の需要喚起につなげたい考えだ。
ぐるなびが、セーラー万年筆、情報センター出版局と共同開発した。
ガイド本は、現地の優良店27店の情報を掲載しているほか、レストランの予約や注文、精算に必要な会話のほか、道をたずねたりトラブルに遭ったりした時に使える会話などを掲載。専用ペンでタッチすると、ペンから中国語が流れ、現地での意思疎通を助ける。日本語コールセンターも設け、無料でレストランの予約や、ガイド本掲載店以外の案内を行う。
ガイド本と専用ペンはKNTの上海ツアー「GOGO上海万博」に無料で付けるほか、6月上旬からはレンタル携帯サービスを行う「テレコムスクエア」が成田空港で、ガイド本の販売と専用ペンのレンタルを始める。