群馬県が東京・銀座に開設しているぐんま総合情報センター(ぐんまちゃん家)が16日、リニューアルオープンした。場所が分かりやすくなり、「来館者も増えている」という。
従来、商業ビルの1階の一部と2階を借りていた。イベントなどを行う2階は約200平方メートルの広さを確保していたが、物産販売や観光案内などを行う1階は約80平方メートルと狭く、来館者はゆっくり見て回れず、物産品の品数も限られていた。
空き店舗となった1階の隣接部分を新たに借りたことで、スペースは約130平方メートルとなった。「広くなったことで回遊性が確保でき、品数も1割程度増やすことができた」。
また、1階に「ぐんまちゃん家」と書いた大きな看板を設置できたことで、場所も分かりやすくなった。
「東日本大震災で銀座に訪れる人が減っている中、来館者、物品売り上げとも増加しており、リニューアル効果は確実に出ている」と言う。
当初はオープニングセレモニーや記念イベントを行う予定だったが、11日の巨大地震発生を受け見送った。閉館も早め、午後7時から5時に繰り上げている。
ぐんま総合情報センター(ぐんまちゃん家)