リクルートライフスタイルのじゃらんリサーチセンターは、全国各地のスキー場に呼び掛けてリフト代を19歳に限定して無料にする「雪マジ19」を始める。9期目を迎えた取り組みで、10月30日時点でスキー場182カ所の参画が決定している。スキー・スノーボード人口の拡大、スノーリゾートの活性化につなげる。
スキー・スノーボード人口は1990年代前半をピークに減少傾向。ゲレンデに若年層を増やそうと、「雪マジ19」のプロジェクトが2011年にスタートした。
利用者はスマートフォンに専用の無料アプリをダウンロードして会員登録するだけ。18~19年シーズンは、全国183カ所のスキー場が参画し、「雪マジ19」の会員登録数は約17万9千人、スキー場の延べ動員数は推計約71万7千人という。
同時に、一部のスキー場では、20歳のリフト代が最大半額となる「雪マジ20」も実施される。
福島県内のスキー場22カ所では、20~22歳を対象に平日のリフト代が無料になる「雪マジふくしま」も12月2日にスタートする。9期目の実施で18~19年シーズンには約5万人が利用した。