リクルートの観光に関する調査機関、じゃらんリサーチセンターが発表した「じゃらん宿泊旅行調査」の結果、2022年度(22年4月~23年3月)の延べ宿泊数は2億2049万人泊となり、3年ぶりに2億人泊を超えた。コロナ禍前の18年度比では16.5%減だった。大人1人1回当たりの宿泊旅行にかかった費用は平均6万2400円。個人旅行における宿泊費は平均1万9900円で年々増加傾向にある。
全国1万5572人の宿泊旅行者を対象に2022年度の実態を調査した結果。観光などを目的とした宿泊を伴う国内旅行の実態で、出張、帰省、修学旅行などは除く。
22年度に国内宿泊旅行を実施した人の割合は44.2%。18年度比で12.2ポイント減と下げ幅が縮小した。国内宿泊旅行実施者における年間平均旅行回数は2.88回で、04年度の調査開始以降で最高値を記録した。また、国内宿泊旅行実施者における1回当たりの平均宿泊数は1.82泊で、調査開始以降、21年度の1.83泊に次ぐ2番目の水準となった。
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