じゃらんnet、宿・アクティビティの横断検索 旅程作成機能をリリース


 リクルートは6日、じゃらんnetで、宿・アクティビティの横断検索 旅程作成機能の試験提供を始めたと発表した。

株式会社リクルート(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:北村 吉弘、以下リクルート)が運営する旅行サイト『じゃらんnet』は、旅行先エリアやプランが決まっていないタビマエ検討初期から、宿・アクティビティを横断して検索・旅程作成できる機能を追加し、試験提供を開始しました。これにより、旅行の計画初期における負担が軽減されるだけでなく、新たな旅行先や宿周辺・エリア内の体験情報にも触れる機会が増え、結果的に地域や国内観光の活性化につながるものと考えています。本機能は、将来的に旅行検討者の第一想起からエリア・宿・アクティビティ・交通の検討フェーズにおける情報収集をサポートし、旅行検討の起点となるプラットフォームへ進化することを目指し試験的に提供致します。ユーザーの反応を見ながらユーザビリティを高める改善・機能追加を進める予定です。

新機能の概要

これまで『じゃらんnet』では宿、アクティビティ、交通に関する情報の検索・予約が分断された画面表示とサービス提供になっていましたが、本機能では横断して検討が可能なものとなります。※今回の試験提供段階では、宿、アクティビティのみ横断検討が可能となり、交通は含まれません。

新機能の開発背景と今後の展望

旅行者は、旅行先のエリアやプランを検討し始めた段階において、アクセス/周辺観光/宿泊施設/予算など多岐にわたる情報を、SNSも含めたさまざまなメディアを活用して収集しています。収集した情報を複合的に判断し検討していくため、かかる時間や負担が大きいことが分かりました。また、予約工程においては一つの旅行に対し、さまざまな予約事項が発生した際に、同様の予約情報を各所で入力することや予約した内容がサービスごとにバラバラに蓄積されることで、情報が集約されないのが現状です。こういった旅行者の不を解消し、より簡単に楽しく旅行検討ができるようになることを目指し『じゃらんnet』のUXの改善、新機能の開発に至りました。今回追加する機能は、アジャイル開発の第一弾として試験的に提供を開始するもので、実装とテストを繰り返しながら開発を進めてまいります。

将来的には旅行検討者の第一想起からエリア・宿・アクティビティ・交通の検討フェーズにおける情報収集をサポートし、旅行検討の起点となるプラットフォームへ進化することで、旅行がもっと簡単に楽しいものとなり、それらを通じて地域や国内観光の活性化を目指してまいります。

 
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