すしロボットメーカーの鈴茂器工(東京都練馬区)は9、10日、33回目となる恒例の製造実演展示会「スズモフェア2019」を東京都豊島区のサンシャインシティ文化会館で開催した。
宿泊施設や飲食業界関係者らを対象に、シャリ玉、おむすび、のり巻き、いなりずしの製造用ロボット・機器を中心に多彩な製品を展示。1回当たり5秒でふっくらご飯を盛り付ける「シャリ弁ロボ」や毎時最大4800カンのシャリ玉を作る「小型シャリ玉ロボット」を紹介。社員食堂で活躍するロボットコーナーなども設けた。
特別セミナーも開催。9日は「外食と中食の垣根なし」をテーマに、フードビズ主幹の神山泉氏が、10日は「米飯メニューの現状把握と今後の戦略立案に向けて」をテーマに、日本食研・食未来研究室の児玉一穂氏が講演した。
同フェアではロボット・機器だけではなく、シャリボックスなどの資材製品に加え、グループ会社であるセハージャパンの食中毒予防、ウイルス対策製品、共同出展各社の関連製品なども展示した。