奈良県は、首都圏で初めてとなる観光物産展を新宿高島屋で開催している。同展を盛り上げようと、ご当地キャラクターの「せんとくん」「カッキー」が東京・池之端の観光経済新聞社を訪れた=写真。
同展「奈良フェア」は25日まで開かれている。初日の12日には、荒井正吾知事が会場を訪れ、同県の特産品や観光のPRを行った。
観光PR会場は新宿高島屋12階イベントスペースで、来月開幕する「大古事記展」の紹介を中心に奈良観光をPRしている。20、21、23日は、せんとくんが会場を訪れてPRに加わる予定。
12〜14階のレストランズ パーク28店舗では期間中、大和野菜(大和まな、大和丸なす、ひもとうがらし、紫とうがらし)や刀根早生柿、イチジク、黒米、大和茶などの県産食材を使ったメニューが登場している。
1階入口には、東大寺の大仏の両掌のレプリカが置かれている。両掌そろっての展示は首都圏で初めてとなる。
県マーケティング課の松本美保さんは「奈良の魅力を皆さんにも知っていただき、これを機に奈良に来ていただきたい」と話している。