岐阜県の大垣市観光協会は、俳人・松尾芭蕉の「奥の細道むすびの地」といわれる大垣を全国に発信、観光客を誘致しようと4月1日から6日間、市の中心部を流れる水門川で「たらい舟川下り」事業を催す。
同事業は03年から始まり、県外観光客から要望の多かった水門川岸の桜の開花期に合わせ運航されている。コースは、同市高砂町の東外側駐車場前から馬場町の四季の広場までの約1キロ。
たらい舟は6隻あり、午前10時から午後3時半まで6回運航する。乗船料は1隻1千円。大人2人と小学生以下の子ども1人が乗れる。予約が必要。当日空席がある場合は、午前9時半からの申し込みで、先着順で販売される。
たらい舟に乗る際に、投句用紙を配布。護岸の銘盤を見ながら俳句を読んでもらう。投句用紙は、「奥の細道むすびの地記念館」などにある投句箱に投函してもらう。