はとバスは10日、今年新成人となるガイド16人の成人式を一足早く行った。成人の日は祝日で業務多忙のため、各自治体の式典に出席できない場合があることから、同社主催の式典を1962年から行ってきた。熊本県の営業部長「くまモン」がお祝いに駆け付け、新成人を祝福した=写真。
成人となった16人は今年入社2年目。東日本大震災のあった年に入社試験を受けている。ほとんどが関東以外の出身で、遠くは北海道や鹿児島、宮崎の出身者もいる。
明治神宮参拝の後、シンフォニークルーズで行われた式典で誓いの言葉を述べた鹿児島県出身の興松あきなさんは、入社当時の寮生活を振り返り、「東京の生活に慣れず、また同期に何と話しかけていいのか分からず逃げ出したくなった。でも、今は同期が一番の支え。これからもがんばりたい」と宣言した。
日の出桟橋では、くまモンがサプライズで登場。新成人らと記念撮影を行うなど、大いに盛り上げた。