はとバスは13日、2017年度(17年7月1日~18年6月30日)の東京観光コースの利用者が前年比約4%減の89万4883人だったと発表した。「東京に大きな話題となる新たな観光資源が誕生しなかったことに加え、秋の行楽シーズンに台風が首都圏を直撃したことなどが響いた」(広報室)。
ただ、夜の観光コースは「景気回復や働き方改革、ナイトタイムエコノミーの機運が徐々に高まり、前年比5%増となった」という。また、訪日外国人向けコースの利用者は前年の8万4千人を下回る7万7千人で、「16年度以来軟調傾向が続いている」とした。
なお、1万2千~2万円の高単価商品は前年比60%増で、消費者の高級志向が読み取れる。