クラブツーリズムは11月25~27日、北海道帯広市のばんえい競馬を訪れる企画「食の王国『十勝・帯広』でスイーツフェスタ開催!世界でただ一つの『ばんえい競馬』クラブツーリズムカップ2日間」を催行する。2008年から社名を冠した「クラブツーリズムカップ」を観戦するツアーが販売され、毎年約600~1千人を集客。今年は10月26、27日にレースを開催する。旅程は東京・羽田空港発着。厩舎やバックヤードへの特別見学などを行う。
北海道遺産に認定されるばんえい競馬は、存続の危機に追い込まれ、かつて4カ所あった競馬場も今となっては帯広のみでの開催となっている。
ツアーでは、帯広競馬場内で人と馬が暮らす厩舎など施設を案内するほか、プロの予想屋による解説会、優勝馬や騎手との記念撮影など、ばんえい競馬を楽しむ要素をたくさん用意する。
旅行代金は、大人1人3万9900円から。ばんえい競馬のほか、開拓時代の歴史をなぞる「馬の資料館」でガイド付き案内、バターせんべいなど特産品が味わえる「クラブツーリズム絶品スイーツフェスタ」(産直市「とかちむら」で開催)で食を楽しむことができる。
ばんえい競馬企画は、北海道、名古屋、大阪発のコースも設定している。
「クラブツーリズムカップは、08年に販売促進イベント『秋の北海道キャンペーン』の一環として始めたイベント。旅行を通じてばんえい競馬の存続に協力していきたい」と同社。
昨年のクラツーカップの様子