東北各地の土産品や農水産物などを販売する観光物産交流施設「みちのく三陸だてもん市場」が4月24日、宮城県名取市の仙台空港アクセス鉄道美田園駅近くにオープンした。
当日のオープニングセレモニーでは、運営会社「だてもん市場」の中野英武社長らがテープカットし、開業を祝った。あいにくの雨にもかかわらず、大勢の買い物客が詰めかけ、終日賑わった。
同市場は約1万5千平方メートルの敷地に地上1階建て(一部2階)、延べ床面積約4600平方メートルの規模。「飲食」「青果・一般食品」「水産・乾物」「土産品」の4ゾーンに分かれており、約40のテナントが店舗を構えている。
同社では周辺エリアの一般消費者に加え、同空港を利用する国内外の観光客などの利用を見込んでおり、年間目標売上高は約30億円。
また、旅行会社のツアー立ち寄り場所としての利用も念頭に置いており、23日には旅行会社の担当者らに公開した。