やまがた女将会(川﨑禮子会長=ル・ベール蔵王女将)は7日、山形市のやまぎん県民ホールで新型コロナウイルスなど感染症対策の研修会を開いた。県内各地から28人が参加。山形県健康福祉部医療統括監の安彦忠之氏が宿泊客への「安全・安心・快適」を提供するための方策を講演した。
安彦統括監は「マスクを正しく装着すること。ロビー、フロント、食事どころでソーシャルディスタンスを確保するための誘導と、定期的な施設内の消毒、換気や手洗いの励行が大切だ」と説明した。
「感染者が差別や誹謗(ひぼう)中傷を受けた事例がある」と、感染者への配慮も訴えた。
会場の様子