よみうりランド(東京都稲城市)は10月22日、650万球のイルミネーションが園内を彩る「ジュエルミネーション」の点灯式を行った=写真。11年目となる今年は、コロナ治療に従事する医療関係者への敬意を込め、稲城市、川崎市多摩区、同市麻生区の医療従事者2万人を来年4月4日までの開催期間中に招待する。
「黄金と誕生石のRESONANCE」をテーマに、黄金と12の誕生石をモチーフに各エリアをライトアップ。演出を担当した世界的照明デザイナーの石井幹子氏は「この半年で生活が一変したが、黄金の輝きは永遠に不変で皆の憧れ。自分の誕生石のエリアの輝きも堪能してほしい」「医療従事者の方々を含め、来園する皆さんに素敵な思い出を作ってほしい」と、デザインに託した思いを伝えた。
同園の溝口烈社長は「コロナに負けないイベントの一例となるよう努力したい」と述べ、「光と音楽が織りなす美しいイリュージョンの世界を多くの来園者に楽しんでもらいたい」と呼び掛けた。