アサヒビールは4月25日、大阪府吹田市の同社吹田工場内に「アサヒビールミュージアム」をオープンした。15日は報道陣に施設を披露。同社の江口康雄マーケティング企画部部長は「お客さまが主役の体感型施設。何度でも足を運んでほしい」と述べた。会場にはフリーアナウンサーの鷲見玲奈さん、お笑いコンビ「笑い飯」の西田幸治さん、哲夫さんも登場した。
コンセプトは「記憶に残る最高の一杯に出会える場所」。ビールの製造工程を見学できるほか、ビールを缶に詰める工程の映像を4面スクリーンに投影し、来場者自らがビールの缶に乗って工場を駆け巡るようなユニークな体験が楽しめる。
カフェエリアでは「スーパードライ」やアルコール分0.5%の「アサヒ ビアリー」、ノンアルコールビールテイスト飲料「アサヒドライゼロ」を提供。アルコール度数やフレーバーを選択し、自分好みのオリジナルドリンクが作れる国内初の自動サーバー「マイ フレーバー」も備えた。
ほかにも樽生ビールを注ぐ「サーブ体験」や、ビールの泡に文字や画像を描く「泡アート体験」など、体験コンテンツが充実している。
入場無料。完全予約制で、各回10人ずつ、1日最大5回、来場者を受け入れる。
施設をアピールする江口部長(左から2番目)と鷲見さん(左端)、西田さん(右から2番目)、哲夫さん