日本初開催となるアジア最大のゴルフ旅行商談会「アジアゴルフツーリズムコンベンション(AGTC)2023」が来年3月に宮崎県で開催されることが決定した。宮崎県、観光庁などが連携して誘致に取り組み、21年4月の開催が決まっていたが、新型コロナの感染拡大を受け、22年3月に延期になった後に一度中止になっていた。
主催は国際ゴルフツアーオペレーター協会(IAGTO、本部・イギリス)。ゴルフツアー専門のオペレーターを含む、89カ国2240社以上のゴルフリゾート、航空会社、ホテルなどで構成。
AGTC2023の会期は来年3月14~16日の3日間。会場はフェニックスリゾートなど。国内外のゴルフツーリズムを取り扱う旅行会社、ゴルフ場、ゴルフリゾート、ホテルなど約40カ国、約600人が参加予定。商談のほか、宮崎県内の視察が行われる。
宮崎県は関係団体で構成する委員会を設置し、英国の本部でプレゼンテーションを行うなど誘致活動を展開。観光庁も、19年3月に東京で開催したゴルフツーリズムセミナーにIAGTOの会長を招いたほか、長官の招請レターを提出した。