1918年に松江大橋北詰で開業した老舗旅館松江しんじ湖温泉 なにわ一水(松江市、客室数23室)は、松江しんじ湖温泉駅から徒歩約8分の場所に位置し、和のリゾートとして、名をはせている。
全客室が宍道湖に面し、部屋からは四季移り行く美しい景色を眺望することができるぜいたくな時間を楽しむ大人の温泉宿。
2021年12月には大規模リニューアルオープンを行い、露天風呂や展望風呂付き、バリアフリーユニバーサルデザインの客室を大幅に増やした。
天然岩石を連ねた渓谷風露天風呂は季節ごとに変化する築山の庭造りで、奥出雲の名勝地「鬼の舌震」をほうふつとさせる渓谷美を表現。見上げた空には星がまたたく開放感あふれる風呂として宿泊客からの支持を集める。
食事は全て個室で用意され、日本海の幸や、地元山陰の旬の食材をふんだんに用いた郷土料理は舌鼓を打つ逸品。
また、今秋には小型犬や中型犬と同伴可能(頭数制限あり)で、地元松江しんじ湖温泉を給湯する1棟貸し切りの別棟「宿の蔵Hug」をオープンするなど、日々進化を続ける。
美しい宍道湖に面した展望風呂付き客室(イメージ)
その同館では、アメニティ市場シェアトップのポーラ(東京都品川区)が今年5月にリリースしたホテル向けの体験型新ブランド「IUGEN(イウゲン)」シリーズ(シャンプー、コンディショナー)を発売当初から採用している。
「男性客、女性客が分け隔てなく好み、旅館のイメージに合致し、インバウンドに和を感じてもらえることに加えて、これまでのお客さまにも喜んでいただける明らかに良い商品を探していたところ、IUGENに巡り合い、取り入れるに至った」と社長の勝谷有史氏。
男女別の大浴場のみならず、直営のスパに設置し、新たにオープンする「宿の蔵Hug」にも設ける予定。
IUGENは、8年ぶりに誕生したポーラのアメニティ最高峰ブランドで、古来、多くの日本文化に影響を与えながらも、体験した人にしか感じることができない奥深い美しさを意味する「幽玄(ゆうげん)」に由来する。
今、そこにある姿だけでなく、曖昧なもの、目に見えないものを自然から感じ取る日本人の美意識をヒントに、さまざまな情景へ想像が膨らみ、幽玄の世界へ誘うようなデザインに仕上げた。
シャンプーは、つけてすぐに泡立つ絹のようななめらかな濃密泡で、毛穴の内部まで届き、丁寧に洗浄しながら心地よい指通りを体感できる仕上がり。
コンディショナーは、豊富な天然由来保湿成分がキューティクルを整え、髪を熱や塩分ダメージから保護し、毛髪内部の水分量を高めてツヤを与える。「入浴したお客さまからは、髪のまとまりがよく、まるで美容院に足を運んだようで心地よい感じになったなどありがたいお言葉をいただいている」と勝谷氏。
ボディーソープ&バスジェルは、1品で2通りの泡を堪能でき、きめ細かい泡で毛穴の内部まで洗浄し、天然由来保湿成分でしっとりした後肌に導く。
シャンプーとコンディショナーは、レモンや黒酸塊(ころすぐり)などといったシトラスなトップが特徴のみずみずしい静けさとともに落ち着きのある「山紫水明の香り」に仕上げた。
ボディーソープ&バスジェルは、ショウズクや黒コショウといったスパイシーなトップがアクセントで、神秘的な白檀とともに自分を慈しむ「理想郷の香り」に仕立てた。「どちらもウッディベースのジェンダーレスで落ち着いた香りが当館のイメージにぴったりで、直営のスパセラピストのお墨付き」と話す。
「インバウンドに和を感じてもらえ、国内客にも必ずや喜んでいただけるブランドと自負する。新たな付加価値の提供が求められている昨今、IUGENを通して、ブランド力を高めるとともに、おもてなしレベルの向上に努めたい。当館の円滑な運営になくてはならない存在」と力説する。
この件についての問い合わせ先はポーラTEL(0120)117111。
ポーラ「IUGEN」のインバスアイテム