ANA Xと長崎県は、長崎県とANAホールディングスとの連携協定の一環として、長崎県アンテナショップ「日本橋 長崎館」(東京都中央区)で「アンテナショップ運営事業に係る人流データ測定実証事業」を1日から開始した。アンテナショップの経営改善や、より効果的な観光誘客、関係人口増加施策の実施につなげることが目的。来年2月29日まで実施する。
自治体のアンテナショップは、物産の告知から食文化の体験など消費者の五感に働きかける幅広い試みと、周辺の人流を理解した上での効率的な施策の投下により、的確に地域の魅力が伝わるような場所へと進化しすることが求められている。
同実証実験は、アンテナショップ内にビーコンを設置し、GPSを用いた位置情報データに基づき、来館者の属性を分析することで来館者の人流データを明らかにし、施策への活用につなげる。